ペットロスから、
ゆっくり立ち直るために
大切な家族を亡くした悲しみに、正解の乗り越え方はありません。
それでも、知っておくと少し楽になることがあります。
ペットロスとは
ペットロスとは、大切にしていたペットを亡くしたことによる深い悲しみや喪失感のことです。涙が止まらない、何も手につかない、家に帰るとつい名前を呼んでしまう――こうした反応は、家族を亡くしたときと同じくらい自然なものです。
「たかがペットで」と、自分を責める必要はありません。長年そばにいた存在を失えば、深く悲しむのは当たり前のことです。周囲に理解されにくいぶん、ひとりで抱え込んでしまう方が少なくありません。
よくあるサイン
- ふとした瞬間に涙が出る、気持ちが不安定になる
- 首輪やベッド、おもちゃなど、遺品を片付けられない
- 「もっとできることがあったのでは」と自分を責めてしまう
- 写真や動画を、つらくて見返せない
- 眠れない、食欲がわかないなど、体調に影響が出る
- 新しい子を迎えることに、罪悪感を覚える
これらは多くの方が経験する、ごく自然な反応です。時間の経過とともに少しずつ和らいでいくことがほとんどですが、長引く場合や日常生活に支障が出る場合は、無理をせず専門機関に相談することも大切な選択肢です。
立ち直るためにできること
「乗り越える」というより、「悲しみと少しずつ付き合っていく」というイメージに近いかもしれません。焦らず、ご自身のペースで構いません。
- 気持ちを誰かに話す。家族や友人でも、専門の相談窓口でも構いません。声に出すことで、少し整理がつくことがあります。
- 無理に写真や遺品を整理しない。片付けなければ、と焦る必要はありません。準備ができたときで大丈夫です。
- 感謝や想いを、言葉にしてみる。手紙のような形で書き出すと、気持ちが整理されることがあります。
- 命日や特別な日に、意識して思い出す時間を作る。悲しみを閉じ込めるのではなく、思い出す時間を持つことも助けになります。
- 専門家に頼ることも、決して特別なことではありません。気持ちが長く落ち込んだままのときは、無理をせずご相談ください。
ひとりで抱えなくていい場所
気持ちがつらく、日常生活に支障が出るほど落ち込んでいる場合は、無理をせず専門の窓口にご相談ください。お住まいの自治体の精神保健福祉センター、または「こころの健康相談統一ダイヤル(0570-064-556)」などでご相談いただけます。
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、医療行為やカウンセリングを提供するものではありません。
思い出を、ひとつの物語にするという選択
気持ちが少し落ち着いてきたら、あの子との日々を、ひとつの形として遺すことも選択肢のひとつです。
メモリアム ペットでは、写真を整理することよりも先に、飼い主さまへの思い出インタビューを大切にしています。名前の由来、いちばん幸せそうだった瞬間、まだ言えていない「ありがとう」。話しながら思い出すことこそが、いちばんの供養になると考えています。写真もお手紙も、すべてオンラインで完結し、現物をお送りいただく必要はありません。
「まだ話せそうにない」という段階でのご相談も歓迎しています。実際の作品例として、ポメラニアン・マロンの記念ページと三毛猫・はなの記念ページもご覧いただけます。
まずは、あの子の名前を
教えてください。
何を残せるか分からない、という段階で構いません。
お話を聴かせていただくところから始めます。